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2011年1月30日、６件目の不動産の１室で火事が発生しました。

1月30日　夕方ごろ　火災発生
2月01日　火災調査員と現地にて立会い
2月05日　部屋の解体工事が始まる
2月25日　すべての修繕見積りがでる
3月27日　造作工事が完了、残りは内装のみ
3月30日　火災保険金、一部入金
4月05日　火災保険金、すべて入金
4月11日　修繕の全日程が完了

火災からの復旧
発生直後		解体・造作・修繕途中		リフォーム完成後
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キッチン・お風呂・トイレ
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室内の様子
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この日は、少し風邪気味で体調が悪く、家でゆっくりしていました。すると昼過ぎに電話がなり、
みると６件目の一棟もの不動産のお隣さんからでした。

以前に入居者さん経由で何度か電話したことがあり、お互いの連絡先は知っていましたが、
それ以降特に連絡することもなかったですが、なんだろうと電話にでると
すごく慌てた声で、お宅の物件！燃えてるで！！と教えてくれました。

この時点では、かるいボヤぐらいだろうと入居者さんからの連絡でもまとうかと呑気に考えていましたが
、とりあえず現地に向かおうと電車に乗りました。

するとしばらくして消防の人からも電話があり、現地に向かっている旨を伝えました。
入居者さんたちからの連絡はこの時点ではありません。
連絡ができる状況ではかったことを後で知ることになります。

最寄り駅につき、物件に向かっていると、騒然として雰囲気で曲がり角から黄色い封鎖テープが見え、
テレビドラマなどでみるヤツだと思い、
これは思っているより大事かもと思い、ドキドキしてきました。

現地につくと、既に消化は終わっており写真のようなひどい状態でした。ボヤどころではなく、部屋が全焼していました。
消防隊員の懸命な人命救助と消化活動もあり、逃げ遅れもなく入居者さんも軽いケガで済みました。
さいわいにも建物構造が防火仕様となっており、上下階や隣りなどへ延焼はせず、
火災現場の部屋のみが燃えるだけでおさまっていました。

ただ、火元の部屋は写真のような見る影もないほど悲惨な状態です。

消防の人と入居者さん全員の安否を確認するために救助者と留守だった人たちにも連絡し、全員の無事が確認できました。

火元の入居者さんは、私がオーナーになる以前からの人で火災保険加入の有無がわからなかったので、
元所有者さん側の不動産に確認すると期限がきれ現在は未加入でした。

私は火災保険と地震保険に加入していましたので、その後保険屋さんとやり取りすることとなります。

火災発生から１週間がたち瓦礫の撤去と解体作業を開始しました。

火元以外の入居者さんは、そのまま住んでいますので火災後の周辺は木の焼けた独特のにおいが
充満しており１週間程度ではなくならないです。

ニオイがマシになるのに最低でも１～２ヶ月はかかります。入居者さんたちからもにおいがきつい、
なんとかしてほしいと連絡はうけていますので火災発生日にすぐに業者さんに連絡して、瓦礫の撤去と解体を依頼しました。

修復の見積りはすでに依頼していますがこれだけの被害状況ですのですぐにはでませんし、
火災の被害金額と保険金がいくらおりるのかなど不明ですが工事を開始しました。

瓦礫の撤去と解体が終わってから１ヶ月後に修復の見積りもでて被害金額もわかり、火災保険の手続きが進んでいますが、
業者さんの手配もできたので修復工事を開始しました。

火災発生時に留守だった部屋は安否確認のために、消防の人が扉を破壊して室内を確認しているため、
そのままでは防犯上よくないので最優先で扉の交換をするのと
同時進行で各部屋の畳や床、壁やクーラーなどの交換をしました。

ほんとに火災後のあのニオイは数時間現場にいるだけで気分が悪くなるほどの
悪臭ですので入居者さんは大変だったと思います。

造作工事がほぼ完了しました。あとはクロスや床を貼る内装工事となりますので、あと少しで修復工事も終わりです。
あのひどい状態からは想像もできないほどきれいに仕上がっています。

さすがはプロの職人さんたちですね。大家業は入居者を紹介してくれる不動産、
リフォームをしてくれる職人さんたちの力がなくては成り立ちません。感謝です。

その他、共用廊下等

火災直後はひどい状態でしたが、共用廊下を含めすべての修繕が完了しました。

焼け焦げたニオイも消え、室内もすべて新品へと交換しました。火災保険のおかげで自腹での出費はありませんでしたし、

入居者さん全員無事でしたし、不幸中の幸いでした。