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4.★具体的な目標 選んだ理由 メリット・デメリット キュッシュフローと複利


具体的な目標が具体的な成果を生む

具体的な目標数字を決める
具体的な目標が具体的な行動になり具体的な成果を生む


具体的な数値のない目標は、ただの願望です。その望みがかなうことはありません。
自分がどこに行きたいかを知らなければ、そのへ到達することはできません。
行き先のない旅行はただの放浪にすぎません。
きちんと目的地点を決めて、地図を見ながら進まないと迷子になり、目的地にたどり着くことはできないでしょう。


具体的な目標数字は、目的地点までたどり着くための大切なナビゲーションをしてくれます。
人生の目標を達成するためには3つのことを決めなければいけません。

旅行に例えると、

行きたい場所を決め、移動手段を決め、地図を見ながら目的地点まで到着を目指します。
これを人生の旅行に当てはめると、

行きたい場所 ⇒ 目標地点を決める

移動手段 ⇒ 投資手法の選択

地図 ⇒ 成功者などから学ぶノウハウ



★行きたい場所、目標地点を決める★
(具体的な目標)

具体的な目標、数字がより具体的行動を生み、具体的な成果を生みます。

みなさんが目指す、経済的な行きたい場所とはどこでしょうか?

私は経済的な自由を目標としました。
一般の人はこの具体的な目標がなく、ただ一生懸命働き、ただ生活をするだけです。
目標、行きたい場所が明確でないのにそこへたどりつけるわけがありません。

私は、経済的な行きたい場所として、自由な世界を目指しました。
それを達成するための具体的な数字として目標にしたのが、毎月100万円の不労所得(キャッシュフロー)です。

不労所得とは、仕事をしお給料により収入ではなく、仕事以外の労働を伴わない収入のことです。


あなたは将来どこにたどり着きたいですか?



★移動手段 ⇒ 投資手法の選択★
(具体的な行動)

不労所得にもたくさんの収入の種類があります。

本を書けば、印税
特許からの、権利収入
不動産からの、家賃収入
アフィリエイトからの、ネット収入

などなど、不労所得の種類は様々です。
経済的な自由を手に入れようと思えば、自分で働いた収入、所得だけに
頼っていては達成することはできません。

自分自身が働かなくても、収入・所得が得れる
「不労所得の獲得」 こそが、経済的な自由を手に入れる方法です。

旅行の移動手段は、歩いて行くのか、自転車か、車か、列車か、飛行機か、
目的地と予算によって選択すると思います。選ぶ移動手段によってスピードが変わります。

投資の手法も同じことが言えます。投資手法により目的地までの到達時間が変わりますし、
到達する目標によっては、投資手法も選ばなくていけません。

年商100億円の会社を作るのに、私の投資手法では何百年もかかってしまうので違う方法が必要です。

目的地に合った移動手段と予算などを考えなくてはいけません。
世界一周旅行を自転車で何年もかけて達成する人もいれば、飛行機で数週間で楽しむ人もいます。

大きなお金を早く手に入れたければ、それなりの移動手段が必要です。



★地図 ⇒ 成功者などから学ぶノウハウ★
行き先を決めても、地図やナビが無ければ、
迷ってしまい目的にたどり着くのが遅くなったり、到着できないこともあります。

地図は必ず必要です。

お金持ちになるための地図とは、自分が目指す目標を既に達成した成功者から学ぶことです。
私の場合は、本やセミナーなどから多くを学び、目標を達成させるための地図としました。

何の勉強もせずにいきなり、不動産投資や株式投資を始めるのはとても危険です。

いきなり自転車の運転が出来る人はいないでしょう。
何度も転び、乗り方を学ぶことで運転することが出来るようになります。

投資も同じです。



★小さな目標の達成の積み重ねが大きな成果を生む★
(具体的な成果を生む)

お金持ちを目指した時は、サラリーマンとしてお給料をもらいながら、
そのお金を利用し、不労所得の獲得を進めていました。

いきなり、毎月100万円の不労所得(キャッシュフロー)を目指すのではなく、
まず月々5万円を獲得する方法を見つけてください。

それを、20回繰り返せば100万円になります。

たったこれだけのことで、お金にとらわれず、お金の心配もすることなく自由な生活、豊かな人生を送れます。
自分自身がなにを求めているのかを考え、具体的な数字として目標にしてみてください。

具体的な目標が具体的な成果を生みます。

私の場合、

一年後の目標
五年後の目標
十年後の目標


3つの目標、目的地点を決めて実践しました。

1年後、 毎月5万円の家賃収入を得る
5年後、 毎月20万円の家賃収入を得る
10年後、 毎月100万円の家賃収入を得る


まずは、ムリのない目標を設定しましょう。いきなり大きな目標では達成することは大変です。


小さな目標達成の積み重ねが大きな成果へつながります。


一年後、 不動産投資関係の本を10冊以上読み、セミナーに3件以上参加する
五年後、 毎月家賃収入を5万円を手に入れる
十年後、 毎月家賃収入を20万円を手に入れる

このような目標から初めてみるのもおすすめです。

短期目標である一年後の目標の設定は、達成可能な目標にしなければ継続することが出来なくなり、
途中でやめてしまうことになります。

多くの人がお金で苦労したり、お金持ちになれないのは、
具体的な目標や目的が無いことと、途中で挫折してやめてしまうからです。

この二つがあれば、ゆっくりではありますが、必ず目標は達成されます。
失敗を繰り返したとしても諦めてはいけません。


具体的な目標が具体的な行動になり具体的な成果を生む


小さな目標達成の積み重ねが大きな成果、成功をもたらします。



小さな取引から始める 現金投資のメリット
★最初は小さな一歩から★
私の経済的な自由への戦略として副業・兼業で金持ち大家さんを目指すことにしました。
それにてっとり早くお金を手に入れるのが目的で不動産投資をするわけではありません。

最初は誰もが未経験です。経験を積むことによりベテランになれます。
最初の頃は、知識不足、経験不足により失敗する確率も高くなります。

いきなり大きな取引をして、失敗してしまった場合、二度と立ち直れないかもしれませんし、
立ち直るのに時間がかかります。

最初から、そのような大きなリスクを引き受ける必要はありません。
投資となるといきなり大きな取引やてっとり早くお金を手に入れようとする人が多いのは理に適っていません。

最初は小さく始めるべきです。私が最初に購入した不動産は400万円の古い小さな小さなマンションの一室です。
小さな取引(物件の購入)から、投資を始めればより少ないリスクで多くの経験を積み重ねることができます。

いきなり大きな借金を背負い、一棟ものアパート・マンションを購入するのではなく、
キャッシュで小さな不動産を買うことをおすすめする理由とメリットは、
より少ないリスクで多くの経験と知識を得られることにあります。

たとえ空室がずっと続いたとしても、ローンの返済がありませんので破産することもありません。
少しずつ、一歩一歩ゆっくりと経験を積むことが出来ます。
この小さな取引をたくさん経験してから、大きな取引を始めても遅くはないのではないでしょうか。


手っ取り早くお金がほしい人やお金に困っている人間は、
いきなり大きな不動産を頭金無し(お金を使わずに)で不動産を購入したいと思っています。
初めての不動産購入なので、あまり経験の少ない段階での多額のローン(借金)は、
経験不足による失敗のリスクも高く危険です。


もちろん将来的なプランとして、一棟ものマンションやアパートを頭金なしで購入をし、
大きなレバレッジの力を利用すべきだとは思いますが経験の少ない時期でのレバレッジの使用は
マイナス方向に働いたときのリスクを考えれば、とても危険でおすすめはできません。
あくまである程度経験を積んでから、より小さな力で大きなものを手に入れる時にローンを使用すべきです。

いきなり欲張るのは危険です。

小さな取引(キャッシュで小さな不動産の購入)を続け、十分な知識と経験を得てからでも遅くはありません。
ベストセラーになった、金持ち父さん貧乏父さん ロバート・キヨサキ著などの影響もあり、
多くの個人投資家が不動産に注目をしています。


まずは副業・兼業でお金持ち大家さんを目指すことをおすすめしています。
小さく始め、仮に失敗や自分に不向きだったとしてもすぐに撤退できますし、
本業の収入もありますので生活の心配もありません。

一時的にではなく長期的に「収益を得る」必要があります。
一時的な利益ではなく、長期的に安定した利益を得るです。

小さな積み重ねをすることで、近い将来大きなものへ変化させることもできるようになるますので、
焦らずに人より少し時間がかかるかもしれませんが、少ずつ前に進みましょう。



★現金投資をすすめるわけ★
基本私は現金で不動産を購入しています。自宅と一棟ものマンションの2件以外は、キャッシュで購入しています。
当時年収300万円のサラリーマンが始めた投資のため、潤沢なで豊富な資金があるわけではありません。
そのため購入できる不動産も限られています。

私が所有する投資用不動産は小さな区分所有や一戸建てが中心です。
現金で購入した物件の価格は126万~550万の価格帯です。



★現金投資のメリット 都心の中古区分所有マンションのメリット★
投資を始めた当初、私は区分所有のマンションばかり投資対象として選んでいました。
理由は、

①一部屋単位で購入できるので投資金額が低く抑えられる(比較的安く、現金で購入しやすい。)

②都心の立地のよい場所を手に入れられる。(入居者確保が容易)

区分所有マンション投資のメリットはやはり小さく始められることです。
地方の一棟ものアパートでも数千万円単位の投資が必要になるのが一般的です。

中には数百万円のアパートも存在しますが、そのような古くて立地条件の良くないアパートの運営は
ある程度の経験と知識が必要となります。
一棟ものアパート、マンションは頭金を現金で用意し、足りないお金は借りることになります。

その点小さな区分所有マンションは都心の一等地に少額の投資資金で購入でき、
ローンなどの返済のプレッシャーもなく始めることができます。

小さく始めることにより経験と知識を得ることができ、
のちの大きな取引、数千万円~数億円単位の不動産を手に入れる下準備ができます。

経験と知識を手に入れればいれるほど、不動産投資失敗のリスクが少なくなります。
熟練したパン職人はおいしいパンを簡単に作れますが、新米の職人では失敗して当たり前です。
投資の世界もその法則に変わりはありません。

いざ、投資となると新米で経験も知識もないのに大きな取引や、
大きな不動産を購入しようとする人がこんなにも多いことにいつも驚きます。

 
そしてもう一つのメリットが管理や修繕が管理会社や管理組合の存在により物件管理が簡単ということです。

一棟ものアパート、マンションの場合、一棟すべてが大家さんの責任により維持、管理が必要です。

区分所有マンションの場合、たくさんのオーナーさんにより運営されているため、
維持管理、修繕がシステム化されていますし、負担も分散できます。
初めての不動産投資し、本業が忙しく副業である不動産投資に時間をかけれない方でも
比較的容易に管理することができます。



★現金投資のメリット★
現金投資のメリットは3つあります。

 ①小さな不動産で、知識と経験を積むため
 ②将来的に金融機関から融資を受けるための実績作り
 ③キャッシュを同等の価値のある、あるいはそれ以上の価値のあるものと交換するため


最初は小さな不動産をキャッシュで買い、
大家さんとしての知識と経験を積み重ねてから金融機関から融資を受けて、
大きな不動産を購入しても遅くはないのではないでしょうか。
よりリスクを少なくするために、私はこの方法をとっています。

アパートローンを組み、一棟ものアパート・マンションを購入後、
仮に空室が続き、ローンの返済がきつくなったとしても、
キャッシュで購入した不動産からの家賃収入もあり、
サラリーマンのお給料とあわせれば多少の金額では破産しません。

大家さんとしての経験もありますので、空室でそんなに困ることもないと思いますが、
その他の収入があるのでまだゆとりもあります。

リスクヘッジと経験を積むために、効率は悪いのですがキャッシュでの
購入を3~4件ぐらい続けるのがいいのではないでしょうか。
現金で不動産を購入する話をすると、「そんなに現金なんでないよ」 とよく言われます。


本当に、不動産を買うためのお金がないのでしょうか??
私が1件目に買った不動産は406万です。年間100万の貯金をすれば、4年で貯まる金額です。
逆に言えばたった300、400万のお金すら貯めれない人は投資をするべきではない!!というのが私の考えです。

少し厳しいかもしれませんが、自分の支出すらコントロールできない人が、
他人のお金をコントロールできるかどうかは疑問です。


①小さな不動産で、知識と経験を積むため
最初はすべての人が新米です。何年も経験をしてはじめてベテランになれます。
不動産仲介の仕事をしていたこともあり、投資用不動産をオーナーさんに買ってもらったり、
オーナーさんのお手伝いをしていても、自分自身が実際に投資をするのとではぜんぜん違います。
仲介という勤労所得のために働くのと、実際自分のお金を使い、不労所得のために働くのでは、
同じ不動産を扱っていてもまったく違う能力と勉強が必要です。
その証拠に、不動産の営業マンで不動産投資をしている人はごく一部です。
大家さんとしてきちんと経験を積むことが成功への第一歩です。


②将来的に金融機関から融資を受けるための実績作り
始めての取引でいきなり金融機関からの融資が難しいかもしれません。
それに、多くの金融機関は、購入する不動産の物件価格の3割を頭金として用意するように言われます。
3,000万円の一棟ものアパートを購入するためには、900万円の頭金と諸経費が1割だとすると
1,200万もの頭金が必要となります。
これでは、ほとんどのサラリーマン大家さんには手が出ない金額です。
たったの3,000万円をアパートローンを借りることも大変です。
しかし、住宅ローンで3,000万円を借りる場合は、年数500万円もあれば、簡単に貸してくれます。

特にアパートローンの場合、銀行はその人の信用を重視します。
現金購入は、まず信用を築き数年後にはローンを組み
大きな不動産を手に入れるための準備期間だと考えて下さい。
数年間は、実績として家賃収入がきちんと入り賃貸経営を安定されているという実績を作りましょう。

きちんとお勤めのサラリーマンであれば、金融機関から融資をうけれらる可能性は十分にあります。
それに、現金で購入した不動産は、融資を受ける際の追加担保して、
頭金へ充当できますので、頭金の現金を減らせます
時間をかけて一つ一つ担保価値のある不動産の購入と賃貸経営を安定させる方がより確実な方法です。


③キャッシュを同等の価値のある、あるいはそれ以上の価値のあるものと交換するため
例えばですが、同じ現金500万円でも
500万円の不動産を現金購入するのと
500万を頭金にして、5,000万の不動産を購入するのとではリターン、収入は全然違います。

キャッシュでの投資は効率が悪いのは事実です。
キャッシュを銀行に預けておくより、同等の価値のある不動産に交換すると考えれば、
家賃収入も手に入り、その家賃収入をさらに不動産に再投資をすれば、
より早くお金もたまり、次の不動産購入が早くより簡単になります。

再投資のプロセスを軌道のせれば、お金がお金を生むシステムがつくれます。

投資にもいろいろな商品、手法がありますので、
自分に一番あった方法を選ぶのが無理なく続けられるのではないでしょうか。



★現金投資のリスク★
現金投資でのリスクはほとんどありません。
しかし、資金を効率よく動かすためには少し遅い投資方法にはなります。

リスクやデメリットといえばそれぐらいしか思い浮かびません。
たとえ入居者が見つからなくても返済金もありませんので破産することもありませんし、
最悪の場合家賃を大幅値引きしたとしても、収入が減るだけですみます。

ゆっくり経験をつむためにはやはり小さな不動産を現金で購入するのが1番です。


大家さんとしての心構え
★大家さん勝ち組と負け組を分けるものとは★
不動産投資に対してマイナスを唱える人はたくさんいます。
一番大きな不安要素が人口の減少です。不動産は人口が増加する地域でより高い価値が生まれます。
日本は人口が減少し、お年寄りばかりの国になると予想されています。このデータ自体は疑いのないものです。

それに都市部ではマンション建築ラッシュで、分譲マンション、
賃貸マンションなど新築物件がどんどん建築されています。
資金に限りのある新米大家さんが対抗するのは大変です。資金力ではかないません。
ではどうすれば、対抗し勝ち残れるかです。
大家さん業としては、日本全体の平均を見れば、住宅は供給過剰で余っていますし、人口はどんどん減り続けます。
しかし、それはあくまで平均の話です。平均的な大家さんを目指すのであれば、平均のデータに従ってください。


大きな土地を相続したり、親が土地を所有しているような地主大家さんであれば、
その平均は重要な意味を持つかもしれませんが、
裸一貫から資産を築こうというサラリーマン大家さんにとってはあまり意味のないデータです。

不動産投資の世界、大家さん業も勝ち組と負け組に分かれる運命にあります。
どの世界にも勝つ人と負ける人がでてきます。スポーツの世界、企業同士の競争の世界、会社での出世レースなど
何をするにしても今の世界は誰かと競争する仕組みになっています。

大家さん業ももちろんライバルとの競争ではありますが、誰かと競争することを考えて、
あそこのマンションより家賃を下げるとか、設備をよくしようとかを考えるより、
もっと単純にお客さん(入居者)の求めるものを
提供することを考えた方が結果満室経営ができ、勝ち組として成功することができます。

同じ地域、同じ築年数のマンションで条件はほとんど同じでも、ひとつは満室、
もう一つは傷みも激しくガラガラのスラム状態。

この二件の違いはなんでしょう。

答えは簡単です。お客さん(入居者)のニーズにあう部屋、家賃などの条件を提供していないだけです。
ニーズにある部屋とは、部屋の広さであったり、間取りであったり、
キッチンなどの設備であったり、家賃の金額であったりと、さまざまな要因がありますが、
お客さん(入居者)の求めるものを提供すれば勝ち組大家さんとして資産の拡大と
経済的な自由を手に入れることができます。



★大家さん成功の心構え★
大家さんとして、どうすれば成功できるのか?

安定した満室経営をするにはどうすればいいのか?

などなど、成功するためにはいろいろな要素が必要です。

せっかく不動産を所有しても、資産のつもりで買ったものが実は負債だった。
なんてことはよくある話です。毎月のキャッシュがマイナスになるものは、すべて負債です。

それに自分の利益ばかりを考えている大家さんも、やはり失敗してしまう原因を作ります。
せっかく大家さんになったのだから、入居者さんには、気持ちよく長い間住んでいただきたいものです。
賃貸営業の仕事をしている時、実に身勝手な大家さんや自分のことしか考えない入居者さんがいました。


大家さんとして成功するための心構えとして、
①入居者さんのことを第一に考える
②パートナーを大切にする
③自分自身のことも考える


①入居者さんのことを第一に考える
入居者さん=お客さんです。お客さんがいなければ、当然収入もありません。
せっかく入居していただいても、すぐ退去になっては、安定した経営は難しくなります。
自分勝手な大家さんでは、入居者の確保は難しいです。
賃貸営業の現場にいた時感じたのが大家さん側の視点で、リフォームや家賃設定をしていたり、
管理をおこたっていたりする大家さんがいました。

当然、空室がたくさんできることになります。こちらが、提案やアドバイスをしても、
聞いてくれず、空室のまま放置していケースがありました。
私たち賃貸営業のプロは、どんな不動産・物件や条件が入居の決まる部屋なのかを知っています。
来店してくださった、お客さんに気に入っていただける部屋を紹介するのが、賃貸屋さんの仕事です。
必然と入居者が決まる不動産、条件を知っています。

満室経営されている、大家さんを見るとより安く良質な商品(不動産)を提供されています。
経営の基本ではないでしょうか。 

自分の利益ばかり考えて、設備投資(リフォーム)をケチったり、家賃設定をしても、今の時代は厳しいのが現実です。

大家さんの視点ではなく自分が住んだ場合を考えて、リフォーム内容を考えたり、
家賃等の条件設定を考えて、入居者募集をし、部屋を提供しましょう。
顧客満足が満室経営のポイントでもあります。

たえとば、トイレが汚い部屋に住みたいと思いますか?

狭くじめじめした部屋に住みたいですか?

マンションのエントランスがいつも汚れていて、ごみだらけの部屋に帰りたいですか?

簡単なことだと思います。当たり前のことを当たり前にする。そうするだけで自然と満室経営は可能です。
当たり前のことが当たり前に出来ていない大家さんがたくさんいます。経営努力をされていない大家さんたちです。

少子化で人口が減る、供給過剰でマンションは余っている、などなどマイナス面がよく取り上げられる不動産ですが、
賃貸の現場で感じることは、まだまだチャンスは多い。ということです。
確かに、経営に失敗されて、何億と借金を抱えて破産し、不動産を競売にかけられたり、
最悪夜逃げしたりする可能性はありますが、成功する可能性もまだまだたくさんあります。

どの事業でも失敗する可能性はあります。

リスクや失敗ばかりに目を向けるのか、成功の無限の可能性を探すのか投資家自身の問題です。
不動産投資が問題なわけではありません。

特にこれからは、より二極化すると思います。

入居者の求めるものを提供している大家さんは満室経営で、勝ち残っていく。

自分勝手な大家さんは、空室が多く、経営がくるしくなり破産し、負けていく。


ここで、成功するために重要なことをお話します。 
「大家さん本」「不動産投資の本」などの書籍に、不動産を選ぶ基準やポイントが書いてありますが、
そのまま「うのみに」するのは危険です。

こういった本は、平均的なアドバイスを書いていることが多いので注意が必要です。
あくまで平均的にみれば正しいとは思います。
平均的に見れば、駅から20分より5分の方が、いいに決まっていますし、
地方より、都心部の方が人口や需要も多く条件的にはいいに決まっています。
駅から遠い部屋より、近い部屋の方を求めるお客さんが多いのは当たり前です。

しかし、大家さんの現場から言わさせていただくと、駅から20分以上かかる不動産でも
満室経営されている大家さんもたくさんいらっしゃいます。
駅からの距離を気にしない、お客さんもいるということです。
要するに努力しだいで、いくらでも挽回はできるということです。

その分苦労は多くなりますが、逆に考えるとそのような物件こそ、
高利回りで多くのキャッシュフロー(家賃収入)をもたらしてる可能性も高くなります。
お金持ち大家さんを目指すのであれば、一つの条件にこだわるのではなく総合的な判断が
できるぐらいまでに自分自身のスキルを磨いて下さい。


②パートナーである、賃貸業者、リフォーム業者、不動産売買業者、税理士、会計士などを大切にする
例えば、賃貸の部屋付けをしてくれる賃貸の営業マンは、大家さんに利益をもたらしてくれる大切なパートナーです。
その利益を生みだしてくれる大切なパートナーの報酬をケチってはいけません。

入居者を紹介したときの手数料が5万と、15万と2つある場合で、
同じような立地、募集条件、広さだった場合、あなたが賃貸の営業マンだったとき、
どちらの不動産をお客さんに紹介するでしょうか。

当り前のことですが、報酬の多い部屋を営業マンは紹介します。

利益をもたらしてくれる、大切なパートナーですので、たっぷりと報酬を払いましょう。
賃貸の部屋付けの営業マンは歩合制で働いている人も多く、売上重視で物件を紹介します。

リフォーム業者さんも、リフォームをきれいにしていただいて、部屋の価値を高めてくれる大切なパートナーです。
それと、設備などが故障したときなども迅速に対応して修理をしてもらわないと、退去につながってしまいます。

不動産売買の営業マンも収益性の高い優良な不動産の情報をくれる、なくてはならない大切なパートナーです。

すべて自分の力だけで経営できるほど、大家さん業は簡単なものではありません。
いろいろな専門家のアドバイスや、力があって初めて安定した経営ができます。
自分ひとりだけが利益を独り占めするようでは、長く安定した経営は難しいでしょう。

私の場合は、賃貸の営業を始め、リフォーム業者さん、大工さんなどいろいろと協力をしていただいています。
不動産を購入する際も、間に入ってくれる仲介営業マンが積極的に動いてくれれば、
こちらの意向どおりに話がまとまることもあり、良い条件の不動産が手に入ります。


③自分自身のことも考える
大家さん業は慈善事業ではありませんので、自分自身の利益も当然得なければ経営は続きません。

自分自身がお金や自由を手に入れるために、収益不動産を買ったり、投資をするわけですから、
損をしては投資する意味がありません。

適正な利益を得なければ、事業として経営できなくなります。欲張り過ぎるのではなく、適正な利益を得ましょう。
自分のことばかり考えると、結局お客さんや世間から、見放され、長く続きません。

上記の3つをバランスよくすることで、安定した経営ができます。

現場を知らずに、経営は語れません。

経営者は評論家ではありませんので、現場を知らなければ持続するのは難しいでしょう。
すべての基本は現場あり、です。悩んだり、迷うことがあれば、現場に戻りましょう。



全国持ち家比率
★全国の持家比率を知る★
不動産投資をする上で面白いデータがあります。

全国の持家比率です。都市部と地方では持ち家比率が変わります。
全国地域を抜粋しましたが、都や府、県などの大きな世帯数の統計でこれだけ持ち家の比率が違います。

大都市といわれる東京都、愛知県、大阪府、福岡県などが持ち家比率が低く、
約半数が何らかの形で賃貸住宅に住んでいます。

平成18年度のデータ 数値は世帯数です
平成18年 総世帯数 持家世帯 その他の世帯 持家比率
全国 48,168,309 29,927,443 18,240,866 62.13%
東京都 5,625,960 2,665,109 2,960,851 47.37%
北海道 2,335,185 1,307,125 1,028,060 55.98%
山形県 381,487 287,727 93,760 75.42%
神奈川県 3,458,128 2,022,173 1,435,955 58.48%
富山県 363,763 287,618 76,145 79.07%
長野県 764,245 542,295 221,950 70.96%
愛知県 2,636,362 1,574,798 1,061,564 59.73%
大阪府 3,543,108 1,922,803 1,620,305 54.27%
奈良県 493,228 358,219 135,009 72.63%
広島県 1,107,830 687,854 419,976 62.09%
香川県 370,125 259,694 110,431 70.16%
福岡県 1,956,396 1,065,995 890,401 54.49%
佐賀県 282,226 197,788 84,438 70.08%
沖縄県 483,193 250,228 232,965 51.79%



沖縄県の持ち家比率が低いのはなにか訳があるのでしょうか、、、沖縄にゆかりのない私には理由はわかりせん。。。


県単位の大きな地域でこれだけ差がでます。地方都市になればなるほど持ち入れ比率が高くなり、
富山県では80%近くもの高い比率で持ち家に住んでいます。


大都市のもう少し小さな地域で見てみると、


平成18年 総世帯数 持家世帯 その他の世帯 持家比率
東京23区 3,936,625 1,802,545 2,134,080 45.79%
名古屋市 917,024 435,734 481,290 47.52%
大阪市 1,188,290 496,237 692,053 41.76%
広島市 467,793 247,431 220,362 52.89%
福岡市 620,466 238,417 382,049 38.43%



さらに持ち家比率は下がります。大都市部は持ち家比率が50%を下回るところがほとんどです。

やはり地価の高い都市部地域は、自宅やマンションの購入するためのお金も高額になり、
通勤の便利さなどから賃貸住宅などを利用する人が多くなることがデータで立証されています。

地価の安い地方などは、特に若い世帯でも一戸建てなどの住宅が購入しやすいことと、
親も持ち家を所有しその敷地に家を建てたり、相続で家を手に入れたりと
都市部に比べ持ち家を所得できる可能性も高くなり、持ち家比率も高くなります。

この数値を見るだけでも、大家さんとしてどのエリアで大家さん業をすべきかは明白です。

私自身、大阪府でも一番の繁華街である、大阪市北区に住んでいます。
マンション経営も自宅近くが中心で、電車などで1時間でいけるところにしか物件を所有していません。
関東在住の人が福岡や札幌のアパートを購入して投資されている人もたくさんいますが、
私は自宅から見に行ける範囲でしか購入していません。

立地の便利な都市部は賃貸の需要があり、需要の少ない地域に比べ有利に大家さん業を展開できます。
ただ、地方の中心都市は持ち家比率も低く、地価も安いため、チャンスの多い市場です。

この各地の持ち家比率を見るだけで、大家さんとして成功するチャンスがまだまだあることを証明しています。
新しく自宅を購入し、持ち家組に入る人がいる中で、自宅を手放さなくては、いけなくなる人もいます。

持ち家比率は地域ごとに変化するだけで、同じ地域で急に持ち家比率が上がることはありません。


人口統計や持ち家比率、物価指数などのデータは大きな図書館に行けば閲覧することが出来ます。
必要なデータをコピーし使用しています。

これから投資をする地域のデータを一度調べてみてください。この行動も小さな一歩の始まりですよ。

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