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LLC合同会社の法人設立(準備編) 印鑑作成と事前相談、電子定款
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法人設立を考えたのは、やはり節税です。2011年までは年収は1,000万円ちょっとでした。
この程度の年収だと減価償却、経費などを引くと税金がかかる所得は数百万ぐらいなので税金を意識することはなく、青色申告もしていませんでした。 |
2011年 |
10,944,760円 |
2012年 |
14,475,600円 |
2013年 |
14,667,600円 |
2014年 |
15,684,300円 |
2012年には年収が一気にあがり、税金も一気に上がりました。2008年11月6件目購入時点ですでに事業規模の不動産を所有していましたが、まだ個人で白色申告でしたので、まったく税金対策をしておらず、慌てて青色申告の申請書を税務署に提出しました。
青色申告の65万控除をするために複式簿記のセミナーなどにも参加し、会計ソフトも使ってみましたが、理解することができず、2013年度は青色申告の10万控除にて申告しました。
これではいけないと思い、2014年の秋頃、知り合いに紹介してもらった税理士さんと顧問契約し65万控除の青色申告をしました。
この頃から所得の分散とこれ以上個人で収入を増やしても税金が増えるだけだと思い法人の設立を考えるようになりました。
個人の収入を増やさないために、既存の家賃収入を法人に分散しながら新規購入は法人で買い、個人所有の不動産は今後、資産の組み換えをしていき、条件の良くない不動産、高値で売れそうな不動産から売却して、資産の組み換えもしていきたいと思います。
時間をかけながら、資産を法人に移していきたいと思います。
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2015年 LLC合同会社にて法人を設立 |
1、印鑑の作成
最初にしなければいけないのは、この印鑑の作成依頼なのかな。
という訳で、さっそく発注しました。
20年ほど前に個人の実印、銀行印をつくった時は、ネットもなくフランチャイズの安いお店を探した記憶があります。(とおいめ・・・
2本で1.2万円ぐらいだった気がします。
さっそくネットで調べると本当にピンキリですね。
最初の法人ということもあり、一番安い素材の一番安いお店で注文しました。
1/12 20時に注文し
1/13 11時に料金を振り込んでのですが、
1/13 17時には、発送したと連絡がありました。
1/14 11時には、到着しました。
関東から関西への配達です。
仕事が早いですね。びっくりしました。
法人3本セット、
銀行印 16.5mm
実印 18.0mm
角印 21.0mm
標準的なセットだと思います。
これで、印鑑ケース付きで 6,060円。
めちゃくちゃ安いです。
私が使ったハンコ屋さん、はんこ森
http://www.hankomori.com/
※アフィリエイトでも何でもないのでご利用は自己責任で。
流石に印鑑自体や印章は、少しちゃっちぃ感じですが、この値段ですから十分です。
2年ほど前に友達も同じような資産管理法人をつくったのですが3本セットで2万円ぐらいと言っていました。
友人の印鑑の方が黒色でどっしりとして、高級感はありましたね(笑
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2、法人登記申請書等の事前相談
今日の大阪市の午前中は大雨でしたが法務局(本局)へ行ってきました。
平日の休みが取れない人や事業などで忙しい人、手続きが面倒だと思う人など、普通、法人設立は司法書士の先生や行政書士さんに依頼して手続きをお任せすると思います。
私は、暇を持て余していますので全部自分でやることにしました。
会社の印鑑である法人3本セット、実印、銀行印、角印はすでに発注し手元に届きました。
会社の定款は電子にし印紙代を節約するため、行政書士さんに依頼中です。
ネットで調べ、法人登記するための必要書類と申請書を作りました。自分で調べただけの作成ですので一度、管轄する法人登記できる法務局へ相談・確認に行くことにしました。
本局の法務局は、自宅からは少し距離があり、大阪市営地下鉄に乗って移動です。
雨がやだ。
法人登記ができる法務局であれば法人登記の相談窓口があると思います。
ネットで調べて仕上げて提出してもいいのですが、提出後に不備があると登記完了までに時間がかかることもあるみたいなので、少し手間ですが事前に確認してもらうことにしました。
事前に確認する点として、
1、事業目的の適応性
2、定款の内容
3、登記申請書
4、払込証明書
5、資本金の決定書
6、登記すべき事項
7、印鑑届書
以上の書類の記入方法と内容の確認です。
法務局は不動産の謄本を閲覧・申請するときによくいく場所ではありますが、今回は法人登記の相談です。初訪問ですね。
相談窓口は3つほどあり、3つとも埋まっていましたので順番待ちのカードをとりましたが待ち人数はゼロでしたので、次が私です。
雨のためか、待ち時間もなくすぐに呼ばれました。
ベテラン風のチャキチャキと喋る50代ぐらいのおじさんに作ってきた書類を渡し、一通りチェックしてもらい、何箇所かわからなかったことを質問し、
10分ぐらいで終わりました。
訂正箇所はなし、事業目的も問題なしということでした。
どんな手続きもそうなのですが、最初は難しそうに感じますがやってみると意外と簡単です。今はネットで調べることができますのでとても便利です。
あとは、デジタル署名をした電子定款が行政書士さんより送られてきたら、
いつでも法人登記ができ、晴れて会社(法人)の出来上がりです。
かんたんですね。
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3、法人設立 電子定款を作る
法人の印鑑を頼んだあとは、法人登記をするのですが、この手続きは司法書士や行政書士に依頼するのが一般的かもしれません。
法人登記だけでなく税務署や社会保険関係の年金事務所など全ての手続きを自分でチャレンジしようと思います。
法人登記をするための手続きで最初にするのが定款の作成です。
会社の基本規則を作り、法人登記提出時に一緒にわたなければいけません。
一定の決められた記載事項がありますので、その内容にそって作らないといけません。
定款を作ることは簡単にできるのですが、紙で作って法務局に提出すると印紙が4万円かかります。
この4万円を節約するために必要なのが定款の電子化です。
これが色々と調べたのですが、電子署名なるものが必要で
@定款の作成
A電子定款にする前に事前チェック
BAdobe Acrobatで定款をPDFファイルに変換する 無料のではダメ!
C代表者の住民基本台帳カードを取得する
D電子証明書を取得する
EICカードリーダライタを準備する
F電子署名プラグインソフトをインストールしてPDFに署名を付ける
G電子定款を作成したら電子認証手続きへ
なんかこの作業だけでかなりの手間とお金が必要でした。調べれば調べるほど心を折られました。
ネットで調べると法人登記の申請書と一緒に電子定款の作成が安くできるサイト7,000円〜 で見つけることができましたが、申請書関係は自分で作成済みでしたので定款のデジタル署名だけでいいので、さらにサイトを探すと、
すでに作成済みの定款ファイル(word)があれば、デジタル署名付きでPDF化した電子定款を作成してくれる行政書士さんをみつけました。費用は3,000円〜
ただこの場合、定款の内容が適法かどうかを確認する作業が必要となり、事前に法務局の相談窓口でチェックしてもらいましょう。
合同会社の定款作成の雛形等もネットで探せば見つかります。
私はこちらのサイトの雛形を使いましたがどこでも同じようなものだと思います。
http://kaisya-tsukuro.net/goudonavi/teikansakusei.html
法人登記も含め、すべての手続きを行政書士さん依頼すると定款の作成とデジタル署名を依頼する場合は、全てのチェックもプロがやってくれますので安心ですが、作成を自分でしてデジタル署名だけをお願いする場合は、
自分で作った定款が適応するのかを法務局で相談して確認しなくてはいけません。
私はこの確認の時に、登記申請書関係の書類全ても一緒に確認してもらいました。
何度も法務局に行くのは大変ですので、一度に確認作業は済ませましょう。
問題箇所はなく、定款も申請書関係も大丈夫でした。
参考までに私は、こちらのサイトを使いましたが、ご使用は自己責任でしてくださいね。
http://e-llc.cc/
こちらの行政書士さんは、自分で定款を作成していなくても、申し込み後に送られてくるヒアリングシートを返信すれば、定款を作ってくれますのでその内容を確認し、訂正箇所がなければ料金を支払い、その後デジタル署名済みの電子定款をメールにて送ってくれます。
料金は1,800円税込で安いのですが、使ってみた感想は返信が遅いのが難点ですね。
値段が値段ですし、本来の業務の片手間で電子定款作成をされているとは思いますが、もう少し料金をだして、きちんと返信してくれる行政書士さんのいいかもしれません。
1/12月祝日 20時頃にフォームにて申し込みをしました。
1/13火 22時に申し込みの受付とヒアリングシートの返信がありました。
1/13火 22時、すぐに作成済みの定款のファイル(word)を添付し返信。
1/15木 22時半、提出用のPDFの返信がありました。
1/15木 22時半、訂正箇所がないので問題がないことを返信。
1/16金 9時、料金を振込
料金振込後24時間以内にデジタル署名した完成の電子定款を送付するとありましたが、この約束は守っていただけませんでした。
1/19月 10時、
もう一度催促のメールを送りましたが、うんともすんとも連絡がありませんでしたので、電話をしましたが電話に出て頂けませんでしたが数分後折り返しがあり、1時間以内に電子定款を送付します。とのお返事
1/19月 12時、
デジタル署名付きの電子定款が送られてきました。
定款作成日など、事前に確認して承認した日付と変わっており、資本金の振込をやり直さないといけなくなり、払込証明書なども作り直し二度手間がかかりました。
今回、私が使った行政書士さんは、値段がかなり安いので、急がない人にとってはいいと思います。
今後も節税やその他の事業のためにいくつかの法人を設立することになると思いますので、次こちらの行政書士さんを使うかと言われると、即答できませんが安いのでまたお願いするかもしれません。
時間はかかりましたが、電子定款が完成しましたのでこれを自分でCDーRにいれて提出するだけです。
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4、法人設立、登記申請書を提出
2015年1月19日(月曜日) 14時過ぎに法務局へ行き、
新規LLC合同会社法人の設立申請を完了しました。
株式会社ではなく、合同会社(LLC)にした理由は後日にでもお話します。
登記申請書は事前に相談窓口にて確認していますので、不備はないかと思いますが、不備等あれば電話で連絡があるそうです。
1/19 午前中に申請をだして、
1/21(水)14時に登記が完了予定だそうで思ったより早いですね。
1週間以上はかかるものだと思い込んでいました。
競売の所有権移転の手続きと同じで、紙だけの簡単な手続きで会社が出来上がります。
実際に事務所を借りて、パソコンや事務机、椅子、棚などを準備して、さぁ〜営業開始だぁ!
となれば、会社を設立した実感もあると思うのですが、
私の場合は、サラリーマン大家さんの延長で物件を増やしていったので、特に事務所や専用のスペースもなく、毎日ブラブラしているだけですので、
会社を設立した実感を感じることはできませんね。
資産管理法人で節税のための設立ということもありますしね。
今までの個人の所得を法人に分散し、新規購入の不動産は法人で取得していきます。
資産管理法人、、、なんかお金持ちになった気分です。
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